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2013年3月

2013/03/21

言葉の重み、瞬間

Sato0001

一つの事柄に、色々な言葉が存在し、それぞれの使い方がある。

そこで、どの言葉をつかって、表現するか・・・

同じことを違う言葉で表現するのではなく、

言葉が違えば、微妙なニュアンスの違いは、やはり存在していることを忘れちゃいけない。

昨夜、初めて使う言葉があった。

人生で初めて使う言葉ではなく、

目の前の事柄に対して使う言葉、そこで初めての言葉、表現を使うことをした。

そこには重みがあって、

番組の中では、生放送で、咄嗟の選択を強いられる。

それを間違えれば、クレームの対象になってしまう。

だからこそ、言葉の重み、どんな言葉を使えるのか、使うべきなのか。

自分の心と向き合っていなきゃならん。

言葉には責任があって、その言葉は、口から出た瞬間から、消しゴムがない。

文章ならば、より明確でもある。それが直筆ならば余計に。

でも、文章が出来上がるそのときに、書き進めながら、消しゴムは存在しての完成形に至るプロセスがある。

文字を書き進めるときでも、言葉を選ぶ責任がある。

話すときも、言葉を選ぶ責任がある。

ただ、瞬間で言葉を選択する作業の連続の中で、勇気を必要とすべき言葉もある。

そんな責任が伴っての言葉は、

使うのに勇気もいるし、度胸も必要とされる。

舞台の上で「愛している」という言葉を使った。

「幸せの値段」でのことだった。リトルナイトでもそうだった。

そんなときに、相手役だった真継玉緒さんは、そこに至るプロセスから、

台詞を嘘にしないための瞬間を創り出そうとしてくれて、

台詞を吐く瞬間、その瞬間に向かうための稽古をつけてくれたことがあった。

それだけ重い言葉だったからこそ、セリフであろうと

「このセリフがある役ということは、大変なことになった」という認識で

稽古時間中を過ごし、舞台の上に至った。

それだけ、セリフでも苦労する言葉は、本当に重みがあるんだなと。

日常の中で使う言葉は、それこそ相手がリアリティを伴って存在する中で、

真理を伴って使う言葉である。

言葉と文字、あまりにも近頃は合理化しすぎているんじゃないだろうか。

言葉の重み、再確認、再認識させてくれる瞬間、それを経験し、

経験を継続していくことも、とっても大切。

その継続にこそ、責任が伴うものだということは、間違いないだろう。

Sato0002

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2013/03/19

「信じる」ことに消極的になる瞬間

Zzzzzzzzzzz0002

この何年も、「人を信じる」ことに、心のリスクはなかった僕だったと思う。

たとえ、その「信じる」行為が無駄に・・・つまり裏切られたとしても、

心に傷を負うような「信じる」という類での「信じる」必要性がなかったから。

リスクとしてあるならば、仕事で余計に肉体的に疲労を味わう程度。

期限がある仕事ならば、期限に間に合わせるために、肉体的な無理をする。

精神的に裏切られることは、過去、その「弟に死という選択をさせた」事件で、

僕自身も存分に味わっていたので、

「裏切り」に関しては、慣れている・・・(という言葉を使ってしまっていいのかわからないが)

裏切りは、そんなに怖いという・・・意識はない・・・そこに対して強いはず。

だと、自分を信じていた。

しかしながら、仕事の上での業務で誰かを信じる・・・裏切られる・・・というのは平気でも、

ここ最近、実は僕自身が、「信じる」ということに対して、

自分の「心」に対してリスクがある場合には、

そもそも、「信じる」を拒絶している僕自身がいることを知った気がする。

そうなんじゃないかって、感じている。

つまり、そこまで極端に「信じる」ことをしていなければ、

肉体的な疲労や痛手だけで済んでしまう。

しかし、心が依存するような「信じる」行為、それが必要のなかった僕にとって、

心から信じたいことを見つけた場合には、

それこそ、「信じる」が消極的に作用する瞬間でもある。

気付いたこと・・・それは僕の「信じる」は「期待している」であって、

「信じている」ということでなかったんじゃないか。

そんな時間があまりにも長すぎる。

「期待」を背かれても、期待した自分の心が痛むことはなかった。

せいぜい落胆。

けれども「信じた」場合は、やっぱり怖くなってしまう。

消極的にならずにいられない・・・そんな自分がいた。

果たして、自分自身の中に、知らずの内に生まれていた壁を

壊すべきなのか・・・

それとも、それが強さと言うものなのか、

僕にはわからないまま。

4月から、新番組が始まる。

気持ちは前に進んでいる。

体が、極度の疲労感に包まれていると、

体のことを考えないためにも・・・なのか、心のことを考えてしまう。

新番組は、どうぞ、「信じて」下さい。

Zzzzzzzzzzz0003

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