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「本音と建て前。」
国際社会の意思がコレほどまでに弄ばれて・・・。
このところ、韓国の政治ジャーナリストといっても過言ではないリンさんと話す機会が多いのだけど、
リンさんの意見、見方によれば
「それでも、アメリカは大きくは動かないだろう」 と・・・。
僕からすれば、「???」になっていたんだけど、
今まで、僕の中立観としての僕の見方に、甘さがあったことを教えられた。
(アメリカも馬鹿にされたもんだ。だからアメリカは動くだろう・・・)
なんてのが、僕の感覚からの今までの見方、捉え方だったのだけど、
韓国が日本以上に、北に対して、動きを強くしているのは、
当事者であるからゆえに、はじめて理解出来る事情あってのこと。
実は、北朝鮮の存在はアメリカにとって、好都合で大切。
そういう観点を僕は忘れていた。
北朝鮮という脅威があるから、日本も韓国もアメリカから時期FSXと目される、
F-35戦闘機や、イージス技術、
その他の兵器が購入促進されるのであって、アメリカは商売できる。
もし、南北統一などしてしまったら、少なくともアメリカにとっての軍事産業の顧客、取引額が減ることは明白。
さらに、アジアの軍事的危機感が薄らぎ、すると、アジアでのアメリカの存在意義が薄らぐ。
つまり、アメリカの本音としては、北朝鮮の存続を願っているのだと言う。
そんな観点は日本からすりゃ、なかなか気付かない観点である。
まあ、言われてみれば納得。
南北統一を、韓国が願っても、実現してしまっては、ロシアや中国を含めた、
一大アジア商圏を確立させてしまうことになる。
そして日本から、小さな日本海を渡れば、ヨーロッパまで陸続き。
危険航行海域をアメリカの護衛のもと、航行しなくても、
輸出入がアメリカを無視してでも可能になってしまう。
北朝鮮が、韓国、日本を中国、ロシアから分断しているからこそ、経済活動もアメリカのお膝元で行っている現状を維持できると言うわけだ。
なるほど。
つまりアメリカは、南北統一など、一切願ってはいないというのが本音らしい。
今回も、結局はアメリカの本音では、
これでアメリカの影を強くすることが出来る。影響力維持。
そして、それをわかっているからこそ、
北は、「アメリカとの直接対話」を望むのであって、
「体制維持」なんて条件を出す。
今まで北がアメリカに対して、「体制維持」なんて条件、なんで出せるのか???だった。
自分の感覚だけで物事を考えていると、それこそ狭い世界観でしか考えられなくなってしまったりする。
役者の役に対する仕事もそう。
自分の役にのめり込む前に、戯曲全体を見回して、それで流れ、役目を掴んでいかなくてはならない。
役だけでない。
僕らの仕事、担当する中身はそういう観点を忘れていると、自己満足に対しての合格点か、それとも仕事に対しての合格点か、大きな違いがある。
まあ、どんな仕事でもそうであろう。
今一度、大きく見渡して、その中で自分がどういう立場にあるのか、それを気付けるのならば反省すべきこともあるのではないだろうか。
まずは、この一件も軟着陸が出来ることを願うのみ。