ある一日、舞台味わい三昧
27日、まったく指向の違った舞台を2本味わい、美味しい珈琲を味わい、素敵な写真を味わい、素敵な先輩を味わい、素敵なお料理を味わい、素敵な再会を味わい、久しぶりの駄菓子を味わい、素敵な仲間を味わって、始発で帰宅した。
まず、昼、三越劇場へと足を運ぶ。「極楽ホームへいらっしゃい」という舞台。多くの友達が偶然にも出演していて、友達と呼べる皆様の一種違った芝居を味わう。なんだろう、競演してる作品と言うのは多い方ではなかったから、芝居の演出が違えば、また違った俳優さんとしての味を見せ付けられる部分でもあり、すっごく勉強になった。
鑑賞し終わってからも、出演していた佐藤さんからメールが来たりして、目頭熱くなってしまった。
次の舞台までは時間があった。なので、日本橋から写真を撮りながら歩いて有楽町へ。向かったのは交通会館7階のCONTAXサロン。
2006写真展[今]という写真展を開催していて、その最終日。なので、出展していた作品を引き取りに、何人かの写真家さんと実際にお会いすることが出来た。
この写真展のテーマになってる[今]と言うことに関して、深く考えさせられる作品ともいっぱい出会えた。
そして、地下一階の古本屋さんで多くの本を吟味したりしていたが、なかなかコレ!という一冊に出会えず・・・ちょっと一服したくなったが、千代田区は街での喫煙禁止地域。どこかのお店に入るしかない。そこで入ったのが同じ地下一階の「阿蘇 Aso」という昔ながらの喫茶店。カウンターに座る。両サイド、常連さんらしき方々。緊張しながら注文したオーソドックスな珈琲が絶妙なブレンドで旨いことなんの。
しばし珈琲を味わいながら、メールをくれていた佐藤さんへの返信。
時間を見計らい、次の劇場へ。
今度は両国、森下のベニサンピット。
川島なお美嬢が演じる「とんでもない女」という作品。
川島なお美が小劇場????って友達は信じてくれなかったが、僕はこの眼でちゃんと観てきた。すっごく味わってしまった。
英国ののストラットフォードでは、俳優の知名度に関わらず、いい作品ならばどんな俳優でもたちたいと思う作品群が存在していた。僕にとっての演劇の聖地。そして一方、ロンドンのウェストエンドでは、そこは商業ベース的な側面もあるために、ストラットフォードとは違う芸能界!っぽい感覚が漂っていたけれども、今回、僕は川島なお美嬢が、このベニサンピットで演じることで、そこにストラットフォードを感じてしまった。
演出はあくまで前衛的ではない。けれど、だからこそ誤魔化しが効かないステージなわけ。本質的な実力が問われる作品になってる。しかしさらにそこで挑戦があった。「参りました」とストレートに拍手を送りたい演出があった。
そして日和サン、なんですよ。川島さんが演じる女性こそが日和(ひより)という女性なんですが、やっぱりいろんな意味でとんでもないわけ。そこでも「参りました」と言えてしまう。まあ、テレビ上の彼女からは想像できない彼女がいるわけです。演技は演技することを楽しんでいたのが、印象的で、だからこそ光ってました。
2時間、ぶっ通しで集中力持続させらいちゃいます。不用意に訪れてもそうなります。
ストーリー、そこは実際に観てください。東京では今日、29日14時からベニサンピットが最終ステージ。その後は作品とともにツアーだそうです。
芝居は文字に出来ないから芝居なんであって、それは実際に味わえばわかること。
さ、そんな余韻を味わいながら、出演者としても、すごく光っていた吉田羊ちゃんとスタッフとともに、原宿の会員制の料理屋さんへ。
偶然にもそこで再会があり、向かったお料理屋さんは、料理人の結城貢サンのお店。
大学生の頃、出演していた舞台のプロモーションも兼ねて出演した[結城貢の夕食バンザイ]でお会いしてから以来の再会。
あの時、丁度両親の離婚がワイドショーでクローズアップされてたのだけど、結城先生からは、「お前は男だかんな、男はお袋を大事にせんとあかんよ!約束だかんな」と強く深淵な言葉を頂いてた。
そして再会。僕からは何も言わなかったのだけど結城先生が「いい顔になった、いい男になった。まだまだもっといい男なれるよ」と言われ、覚えてくださっていたことが、嬉しかった。
そして、またの再会を約束して、帰ろうとタクシーに。同じ事務所でマネージャーをしているイズミちゃんと帰路を相談していると、チーフの青々から集合の電話。(笑)
タクシーで急いで三軒茶屋へ。舞台のことなんかを話しながら青々を待つ。そして合流し向かったのは、駄菓子バー。テーブルチャージ500円で駄菓子は食べ放題というバー。
青々、マネージャーとしてもチーフなんだけど、なんか変なとこが面白くかわいい。タクシーを使うことより、駄菓子を浅草で好きなだけ買っている時に「大人になったんだなぁ」や「お金を稼ぐようになったんだなぁー」などと感じるらしく、この駄菓子バー、本気で駄菓子を 食べまくっていた。
笑いをとるためでなく、本気なとこが楽しい。
なんだか「ボケりんご」という単語の話題でも盛りあがってしまった。要は、日が経って、スカスカになってしまったリンゴのことらしいのですが、小田急線沿線では通じる単語なのか??
とにかく、色々な時間、モノ、人が味わえる話題に事欠かないエージェントなんですよ。
僕がマネージャーだったら、この青々を「恋のから騒ぎ」に送り込みたい。
さて、話が盛り上がってるところに、閉店時間。朝の5時。
三軒茶屋駅は朝でも、始発でも、人が多かった。ゴールデンウィーク前日の夜だったんだね。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (2)




















